公的資金は「顧客に使う」、利益優先主義を反省 リアル地域金融 金融当局 地域金融 9月20日 きらやか銀行は9月末に3度目の公的資金を受け入れれば、国が6割超の資本を握る国有化状態になる。金融システムの不安を打ち消すための「救済」と映るものの、公的資金注入が金融システムの… 公的資金は「顧客に使う」、利益優先主義を反省
「手数料モデル」の落とし穴、忘れられた本業支援 リアル地域金融 金融当局 地域金融 9月12日 「物売り」への堕落 「取引先を囲い込むのが目的になってしまい、いつのまにかノルマ化していました……」。きらやか銀行のある行員はこう証言する。時には融資先企業の社員旅行に付き添うこ… 「手数料モデル」の落とし穴、忘れられた本業支援
企業年金を透明に 資産運用立国へ仕掛けた金融庁 金融コンフィデンシャル 金融当局 銀行・信託 アセットマネジメント 9月11日更新 金融庁が今夏、全庁を挙げてひそかに準備してきたプロジェクトがある。企業が運営する年金基金の運用改革プログラムだ。運用成績や体制に関する情報開示を拡充し、年金基金の運用能力を目に見… 企業年金を透明に 資産運用立国へ仕掛けた金融庁
リスクテーカーの誤算、3度目公的資金注入へ リアル地域金融 金融当局 地域金融 9月6日 9月1日、金融庁は山形県のきらやか銀行に公的資金を注入すると発表した。新型コロナウイルス禍で苦しむ中小企業を助けるため「コロナ特例」を使う。2003年に始めた「リレーションシップ… リスクテーカーの誤算、3度目公的資金注入へ
多様化する金融庁長官ルート、局長の「格」横一線 人事潜望鏡 金融当局 7月21日 今年、金融庁自身が驚いた人事がある。2023事務年度も続投した井藤英樹企画市場局長が「昇格」したことだ。表向きには分からないが、内閣人事局が給与水準を示す「俸給」をランクアップし… 多様化する金融庁長官ルート、局長の「格」横一線
審議官級、大胆な動き プロパー組も主要課長に 金融当局 7月13日 金融庁の2023事務年度(23年7月〜24年6月)の新体制が発足した。局長級以上は栗田照久新長官を筆頭に順当な顔ぶれとなった。審議官級や現場を取り仕切る課長級の人事はどうか。旧大… 審議官級、大胆な動き プロパー組も主要課長に
国際ルール強化へ、監査人の「不正発見能力」課題 Policy Makers Policyウオッチ グローバル金融 金融当局 企業財務 7月5日 「当局者が明かす会計最前線」の後編はIFIARの長岡隆議長に監査人の不正発見能力が向上しているのかを聞きました。エンロン事件から20年以上経過し、当局者による監視も始まり、業界を… 国際ルール強化へ、監査人の「不正発見能力」課題
栗田長官が気にする新リスク 金融庁新体制の宿題 金融コンフィデンシャル 金融当局 7月3日 金融庁の栗田照久総合政策局長(1987年旧大蔵省入省)が4日、長官に昇格する。要の監督局長を4年務めて筆頭局長に回った栗田氏の長官就任はいわば既定路線。有泉秀国際総括官(88年)… 栗田長官が気にする新リスク 金融庁新体制の宿題
会計ビッグ6の再編注視、監査人に「人手不足問題」 Policy Makers Policyウオッチ 金融当局 企業財務 6月28日 市場の門番、監査法人は公認会計士が集まる独立性の高い集団です。正しい決算書かチェックする監査業務はそれぞれの職業倫理観に委ねてきました。それが覆ったのは2001年の米エンロン事件… 会計ビッグ6の再編注視、監査人に「人手不足問題」
日銀と「データ戦略時代」、意思決定の進化が目標 Policy Makers Policyウオッチ 金融当局 6月22日 前編では、金融庁におけるデータ活用の高度化の方向性について述べたが、こうしたデータ分析を支えるのが、戦略的かつ地道なデータ整備の取り組み(データ戦略)である。政策の意思決定やモニ… 日銀と「データ戦略時代」、意思決定の進化が目標